自分の親に読んでほしかった本を読んだ。
イギリスの心理療法士フィリッパ・ペリーによる、子育てと親子関係についての一冊。しつけのテクニック集ではなく、子どもとの関係をどう築くか、親自身の感情とどう向き合うかに重きを置いている。
印象的だったのは、完璧な親であることよりも、失敗したときの修復を大切にするという視点だ。自分が育てられた経験は、無意識のうちに子どもへの接し方へ影を落とす。その指摘も、耳の痛いところをつかれつつ納得させられた。
子育て中の身として、テクニックよりも自分の在り方を見つめ直させてくれる、静かに効いてくる一冊だった。