APIのセキュリティを、設計から構築・実装まで一貫した原則として扱った一冊。認証・認可、入力バリデーション、TLS、シークレット管理、依存関係の脆弱性、CI/CDやデプロイ時のセキュリティまで、APIのライフサイクル全体を通して押さえるべき勘所を整理している。
個別のテクニックを断片的に並べるのではなく、「なぜそれが必要か」という脅威の観点から説明されているのが良い。OWASP API Security Top 10のような分類とも地続きで、どこにリスクが潜むのかを俯瞰しながら対策を考えられる。
サンプルはPython中心だが、原則そのものは技術スタックに依存しない。APIを設計・実装する立場なら、セキュリティを後付けではなく最初から織り込むための土台として参考になる一冊。