データベースを体系的に学びたい人に向けて、SQLの入門から設計・運用まで役立つ10冊をまとめた。いずれもこのブログで個別にレビューした本であり、各項目からレビュー記事へ移動できる。SQLの基礎から設計・運用・分散処理へと、学習の道筋に沿って並べた。
なぜデータベースを学ぶのか
多くのアプリケーションは、データの保存と検索をデータベースに頼っている。SQLと設計の基礎を押さえれば、性能問題やデータの不整合を未然に防げる。特定の製品に依存しない原理を学べば、現場が変わっても応用が利く。
1. SQLに入門する
初めてのSQL 第3版
SQLの基本文法を、手を動かしながら学べる定番の入門書である。データベースに初めて触れる人が、最初の一冊として選びやすい。詳細はレビューにまとめた。
SQL実践入門
高速で読みやすいクエリの書き方を、実行計画の視点から解説する一冊である。書けるだけでなく、速いSQLを書く力が身につく。内容はレビューで掘り下げた。
2. SQLを深める
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版
ウィンドウ関数やCASE式など、一歩進んだSQLの技法を体系的に扱う。初級者から抜け出したい人に向いている。感想はレビューに書いた。
SQLアンチパターン
やりがちな設計や実装の失敗を、原因と対策のセットで紹介する一冊である。落とし穴を先に知ることで、手戻りを減らせる。詳しくはレビューで取り上げた。
3. データベースを設計する
達人に学ぶDB設計徹底指南書
正規化やテーブル設計の基礎を、実務の視点で丁寧に解説する。設計の土台を固めたい人に役立つ。詳細はレビューにまとめた。
理論から学ぶデータベース実践入門
リレーショナルモデルの理論から、あるべき設計を導く一冊である。SQLの背後にある考え方を理解できる。内容はレビューで紹介した。
4. PostgreSQLを使いこなす
PostgreSQL徹底入門 第4版
インストールから運用管理まで、PostgreSQLを幅広く扱う定番書である。実務で使い始めるときの手引きになる。感想はレビューに書いた。
内部構造から学ぶPostgreSQL
インデックスやトランザクションの仕組みを、内部構造から解き明かす一冊である。設計と運用の判断に説得力が生まれる。詳しくはレビューで掘り下げた。
5. 分散とキャッシュへ広げる
分散SQLクエリエンジンTrino徹底ガイド
複数のデータソースを横断して問い合わせるTrinoを、実践的に解説する一冊である。大規模なデータ分析の基盤づくりに役立つ。詳細はレビューにまとめた。
実践Redis入門
インメモリデータストアであるRedisを、仕組みから現場の活用まで扱う。キャッシュやセッション管理の引き出しが増える。内容はレビューで紹介した。
まとめ
まずはSQLの入門2冊で土台を作り、次に設計とアンチパターンで質を高めるとよい。PostgreSQLや分散処理は、扱う対象が決まった段階で深めるのが効率的である。各書の個別レビューも用意したので、気になった本から読み進めるとよい。