アジャイルやリーンによる開発を体系的に学びたい人に向けて、入門から実践まで役立つ9冊をまとめた。いずれもこのブログで個別にレビューした本であり、各項目からレビュー記事へ移動できる。アジャイルの入門から実践・改善、リーンによる価値検証へと、学習の道筋に沿って並べた。
なぜアジャイル開発を学ぶのか
要求や市場が変化し続けるなかで、計画どおりに一度で作り切る前提は崩れやすい。短く回して学びながら進むやり方を身につければ、不確実性に強くなる。プロセスの背後にある考え方を理解することが、形だけの導入を防ぐ。
1. アジャイルに入門する
アジャイルサムライ
アジャイル開発の全体像を、平易な語り口で伝える定番の入門書である。何から始めればよいかの見取り図が手に入る。詳細はレビューにまとめた。
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
スクラムの基本を、実際のチームの動きに沿って学べる一冊である。用語と流れを具体的なイメージでつかめる。内容はレビューで紹介した。
2. アジャイルを実践し改善する
カイゼン・ジャーニー
現場でアジャイルを広げていく過程を、物語仕立てで描いた一冊である。ひとりから始めて周囲を巻き込む勇気をもらえる。感想はレビューに書いた。
More Effective Agile
アジャイルを成果につなげるための実践知を、幅広く整理した一冊である。導入したものの伸び悩む段階で効く。詳しくはレビューで取り上げた。
正しいものを正しくつくる
何を作るべきかを問い直し、プロダクトと向き合う姿勢を説く一冊である。アジャイルのその先を考えたい人に役立つ。詳細はレビューにまとめた。
3. リーンで価値を検証する
Running Lean
仮説を立てて素早く検証する、リーンスタートアップの実践手順を示す。無駄な作り込みを避けて学びを最大化できる。内容はレビューで紹介した。
Lean UX
リーン思考を、ユーザー体験の設計に持ち込む方法を扱う一冊である。作る前に検証する習慣が身につく。感想はレビューに書いた。
Lean Analytics
スタートアップがデータを使って意思決定する方法を、体系的に解説する。指標を選び、学びに変える力が養える。詳しくはレビューで取り上げた。
4. 持続可能な開発へ
シンプリシティ
持続可能で人間的な開発を、シンプルさという軸から考える一冊である。速さを追う前に立ち止まる視点が得られる。詳細はレビューにまとめた。
まとめ
まずは入門2冊でアジャイルの地図を持ち、次に実践と改善の本で足場を固めるとよい。リーンや持続可能性のテーマは、作るものが見えてきた段階で深めるのが効率的である。各書の個別レビューも用意したので、気になった本から読み進めるとよい。