#書評
206 件の記事
生成AI時代の価値のつくりかた
『生成AI時代の価値のつくりかた ―実践者のマインド、スキル、データ、ユースケース』の書評。生成AIをどう使うかというツールの話に留まらず、生成AIの時代にどう価値を生み出すかを実践者の視点で扱う一冊。マインドセットやスキル、データの扱いを通して、技術を組織やビジネスの成果につなげる考え方に重心を置く。
マイクロサービスパターン
『マイクロサービスパターン』の書評。Chris Richardsonによる、マイクロサービスの設計パターンを体系化した一冊。分解戦略に始まり、Sagaによる分散トランザクション、API Composition、CQRS、イベントソーシングなど、分散システムで直面する課題と定石をトレードオフ付きで整理する。
セキュアAPI 設計・構築・実装を貫く原則
『セキュアAPI 設計・構築・実装を貫く原則』の書評。APIのセキュリティを、設計から構築・実装まで一貫した原則として扱う一冊。認証・認可、TLS、シークレット管理、依存関係の脆弱性、CI/CDまで、APIのライフサイクル全体を「なぜ必要か」という脅威の観点から整理する。
ソフトウェア開発者のキャリアハンドブック
『ソフトウェア開発者のキャリアハンドブック』の書評。『Being Geek』で知られるMichael Loppによる一冊。転職や昇進、上司との付き合い方、会議やチャットでの立ち振る舞いなど、キャリアで誰もがぶつかる場面を、正解の押し付けではなく判断のための問いとして語ってくれる。
ソフトウェア品質知識体系ガイド(第3版)SQuBOK Guide V3
『ソフトウェア品質知識体系ガイド(第3版)SQuBOK Guide V3』の書評。ソフトウェア品質の知識を体系立ててまとめたSQuBOKの第3版。品質の概念やマネジメント、テスト技法、メトリクスに加え、アジャイルやAI・機械学習、セキュリティなど近年のトピックも取り込む。品質の知識の地図として手元に置きたい。
APIハンズオンラーニング
『APIハンズオンラーニング』の書評。APIの設計から実装・テスト・運用まで、実際に手を動かしながら学べる実践的な一冊。設計原則やドキュメンテーション、バージョニング、セキュリティなど長期運用に欠かせないトピックを一通り押さえられ、既存APIの設計を振り返るチェックリストとしても役立つ。
バイブコーディングを超えて
『バイブコーディングを超えて』の書評。AIにコードを書かせる「バイブコーディング」の先を見据え、実務でAIを使いこなす考え方を扱う一冊。AIを単なるコード生成器ではなく開発ワークフロー全体に組み込むプラクティスを示し、レビューやテストがAI時代にどう変わるかの見取り図になる。
コンテキストエンジニアリング
『コンテキストエンジニアリング』の書評。LLMに与える文脈(コンテキスト)をどう設計するかに焦点を当てた一冊。プロンプトの言い回しだけでなく、渡す情報の選び方や構造化、検索や記憶との組み合わせまでを扱う。RAGやエージェントを組む場面と地続きで、場当たり的な工夫を再現性のあるエンジニアリングへ引き上げる視点をくれる。
エンジニアリング戦略の作り方
『エンジニアリング戦略の作り方』の書評。エンジニアリング組織の「戦略」を抽象論ではなく作り方の手順として示す一冊。現状を診断し、方針を定め、行動へ落とし込む流れで、技術的な意思決定を組織の文脈に沿って積み上げる型を学べる。戦略に苦手意識がある人ほど解像度が上がる。
Good Code, Bad Code
『Good Code, Bad Code』の書評。良いコードと悪いコードの違いを、抽象化やモジュール性、エラーハンドリング、テストといった観点から具体的に示す一冊。契約の明確化や想定外の入力への備え、誤用のしにくさなど、日々のレビューでそのまま使える判断基準を与えてくれる。
LLMのプロンプトエンジニアリング
『LLMのプロンプトエンジニアリング』の書評。プロンプトエンジニアリングを体系的に整理したオライリーの一冊。思いつきのテクニック集ではなく、なぜそのプロンプトが効くのかという原理から解説する。トークン化やfew-shot、出力の評価を通じて、プロンプトを「経験と勘」から「設計できるもの」へと変えていく。
シニアエンジニアリングリーダーのしごと
『シニアエンジニアリングリーダーのしごと』の書評。個人として手を動かす働き方から、他者を通じて成果を出す働き方へと軸を移すリーダーのための一冊。意思決定の任せ方や優先順位づけ、ステークホルダーとの向き合い方など、テクニカルスキルだけでは乗り切れない領域を丁寧に整理してくれる。
シンプリシティ ―持続可能かつ人間的で効果的なソフトウェア開発
『シンプリシティ ―持続可能かつ人間的で効果的なソフトウェア開発』の書評。複雑さに飲み込まれがちなソフトウェア開発を、いかにシンプルに保つかを問う一冊。技術的なテクニックにとどまらず、何を作らないか・どこで立ち止まるかという選択が、長く健全に開発を続けるうえで効いてくることを気づかせてくれる。
自分の親に読んでほしかった本
『自分の親に読んでほしかった本』の書評。イギリスの心理療法士フィリッパ・ペリーによる、子育てと親子関係についての一冊。しつけのテクニック集ではなく、子どもとの関係の築き方や親自身の感情との向き合い方に重きを置く。完璧さよりも、失敗したときの修復を大切にする視点が印象に残る。
世界はシステムで動く ―いま起きていることの本質をつかむ考え方
『世界はシステムで動く』の書評。システム思考の古典として知られるドネラ・メドウズの一冊。ストックとフロー、フィードバックループといった概念を軸に、世界を相互に関係し合うシステムとして捉え直す視点をくれる。問題の原因を個々の要素ではなく構造に見いだし、レバレッジポイントを見極める大切さを説く。
プロダクションレディマイクロサービス ―運用に強い本番対応システムの実装と標準化
『プロダクションレディマイクロサービス ―運用に強い本番対応システムの実装と標準化』の書評。マイクロサービスを本番運用するために満たすべき要件を、安定性・信頼性・スケーラビリティ・耐障害性などの観点で整理し、標準化チェックリストとして提示する一冊。著者のUberでの経験がベースになっている。
システム思考の世界へ ―複雑化する時代で考え続けるソフトウェア技術者のために
『システム思考の世界へ ―複雑化する時代で考え続けるソフトウェア技術者のために』の書評。ソフトウェア技術者がシステム思考を自分の仕事に取り入れる視点で書かれた一冊。ストックとフロー、フィードバックループ、レバレッジポイントといった道具立てを、開発や組織で起きる現象と結びつけて紹介する。
アーキテクチャモダナイゼーション ―組織とビジネスの未来を設計する
『アーキテクチャモダナイゼーション ―組織とビジネスの未来を設計する』の書評。Nick Tuneらによる原著の邦訳で、モダナイゼーションを技術・組織・戦略を一体で扱う社会技術的な営みとして描く一冊。BVSSHによる価値評価やウォードリーマッピングなど、ビジネス目標を起点に進める手法を紹介する。
パスキーのすべて ―導入・UX設計・実装
『パスキーのすべて ―導入・UX設計・実装』の書評。パスワードの限界やフィッシング耐性というパスキー登場の文脈から、WebAuthn・FIDOの仕様、サーバーや各プラットフォームでの実装、ログインUXの設計、端末紛失やリカバリといった運用の落とし穴までを1冊で扱う解説書。
プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド
『プロダクトマネージャーのしごと 第2版』の書評。Matt LeMayによる、PMの日々の振る舞いに重心を置いた実践書。キャリア論や手法論よりも「1日に何が起きるか」を扱い、コミュニケーション・組織化・リサーチ・実行というCOREスキルに沿って、具体的な立ち回りを解説する。